大阪の国際特許事務所。化学・機械分野の特許・商標の出願、申請は大阪の弁理士法人ＯＭＮＩ国際特許事務所

　米国特許商標庁(USPTO)は、Final Office Action後に再度の審査を受けることができるAFCP2.0（After Final Consideration Pilot 2.0）を終了することを発表しました。

　AFCP2.0は、Final Office Actionの通知を受けた場合に、所定の手続を行うことによりRCE（継続審査請求）をすることなく､再度のサーチ及び審査を受けることが可能となるものです｡

　AFCP2.0は2013年から施行されているパイロットプログラムであり、毎年9月30日にプログラムの延長が行われてきました。しかし、USPTOは、本年度の延長を2024年12月14日までの短期とし、12月15日以降は受け付けないとしています。

　今後、Final Office Actionを受けた後の実質的なクレーム補正は、RCEを行わなければ困難となる点に留意が必要となります。

（参照元）　

・After Final Consideration Pilot Program 2.0 | USPTO

・Federal Register :: Public Inspection: After Final Consideration Pilot Program 2.0; Extension and Termination